「生成AI研修」を取り入れる企業が増加中!?助成金活用の動きも

AI音痴ライター、なまず美紀(みきてぃ)です。
AIの最新ニュースを求めて、システムズナカシマに突撃取材するシリーズ。今回は「生成AI研修」がテーマです。
システムズナカシマでは自社用にAIプラットフォームを導入していますが、社内からは「もっと活用を広げるために講習会を開いてほしい」という声が上がっているそうです。さすが、意識が高いですよね。
いまや「企業のDX化やAI導入は必須」と言われる時代。しかし実際には、多くの企業が課題を抱えているのも事実です。
そうした背景から、AI研修を提供する企業が増えており、導入にあたっては厚生労働省の『人材開発支援助成金』を活用できる場合もあります。ニーズは今後ますます高まりそうですね。
ちなみにシステムズナカシマでは外部研修は導入していませんが、世の中には多彩なプログラムが展開されています。その一例を覗いてみましょう。
生成AI研修は多種多様!?一例を比較
◾️S社(法人向けリスキリング支援・デジタル人材育成企業)
◾️F社(総合ICT大手)
◾️A社(実践型研修企業)
◾️M社 (取材協力:株式会社Meta Heroes)
AI研修の選び方と効果、実際どうなの?
なるほど。各社のAI研修は対象者から内容、費用感まで本当にさまざま。「結局どれを選べばいいの?」と迷いますよね。さらに気になるのは、「その研修って本当に役に立つの?」という点。そこでみきてぃ、実情を探るべくAI研修を展開するM社にお話を伺いました!
「AI活用による社会課題の解決」を掲げるM社は、2024年からAI研修をスタートし、累計受講者数は15,000名以上。その経験から見えた「企業のAI導入三大お悩み」は、①どこから始めればいいかわからない、②セキュリティが不安、③導入したけれど利用が進まない、の3つだそうです。
では、課題を解決するには、どんな研修を選べばいいのでしょう?ポイントは「社内の現状に合っていること」、あるいは「カスタマイズに対応できること」、そして「実装をちゃんと支えてくれるアフターフォローがあること」。この3つがそろえば理想的です。実際、ニーズに合った研修を受けた人からは「業務でAIを使うイメージがつかめた」という声が多く、社内にAI活用の文化が根づいていくのだとか。その勢いで、AIツールを無料版から有料プランに切り替えて、業務効率化を進めている企業も出てきたそうですよ。
一方で、よくある落とし穴が「研修を受けて満足」で終わってしまうケース。そんな穴を避けるには、AIが得意な人を“エヴァンジェリスト”として任命したり、専門部署を設けたりするのが効果的。推進役がいるだけで、研修内容が業務に定着する確率はぐんと高まるそうです。
最後に心に残ったのは「AIは仕事を奪うものではなく、企業の成長と働く人のゆとりを生み出すもの」という言葉。これはシステムズナカシマの社員の想いとも響き合いますね。
以上、“みきてぃでもなんとかわかる”最新AIニュースでした。
AI活用についてのご相談・お問い合わせは、システムズナカシマまでお気軽にどうぞ。
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