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話題の「AIエージェント」って何者?業務代行のミニアプリをノーコードで自社生成!

AIagent_202511前半

こんにちは。AI音痴ライターのなまず美紀(みきてぃ)です。
AIの最新ニュースを求めて、システムズナカシマに突撃取材するシリーズ。
今回のテーマは「AIエージェント」です。

担当者によると、「最近、AIエージェントに興味を持つ企業が急増している」とか。
エージェント??
みきてぃが思い浮かべるのは「代理店」か「スパイ組織」なのですが……。
というわけで、今回はその正体から探っていきます(スタート地点のレベルが低くてすみません)。

「AIエージェント」って何?

「agent(エージェント)」 には、本来「代理人」「仲介者」という意味があります。

AIの世界では、「エージェント」は「人間の代わりに、目標達成のための仕事をこなすAI」を指すようです。
ChatGPTのような生成AIが「指示されたことを実行するアシスタント」だとすれば、AIエージェントは「目的を伝えると、自ら考えて行動するAI」ということですね。

今、注目されているのは「 Webサービスやアプリをノーコード/ローコードで連携し、業務プロセスを自動化できるAIエージェント」です。個別の目的に特化した小さな自律型アプリとして動くから「ミニアプリ」とも表現されているようですね。

AIエージェントの実力とは

では、AIエージェントは実際にどんなことをしてくれるのでしょう?いくつか活用例を妄想してみました。

・「今月のアクセスレポートをまとめて」と頼むと、Googleアナリティクスからデータを抽出し、グラフ化してくれる。

・「競合の新製品情報を調べて」と伝えると、自動でWebを巡回し、結果をスプレッドシートに整理してくれる。

・「お客様から問い合わせがあったら、社員のカレンダーを照合して出社日を確認し、 「〇日にお返事できます」と自動返信してくれる。

・毎朝ニュースを要約してSlackに投稿してくれる。

・パワーポイントのスライド作成時に、情報収集、構成作成、テキストと図表追加までしてくれる。

などなどですね。

「AIならすでに使っているよ」という方も多いと思いますが、たとえば議事録の作成・共有であれば、これまでは下記のような手作業が必要だったのではないでしょうか。

議事録の書き起こしをコピペしてChatGPTに貼り、「まとめて」と依頼。出力されたものを再度コピペして、社内の共有ツールにペーストして投稿

AIエージェントは、この一連の流れ(情報収集から整理・出力まで)を すべて自動で実行してくれるのです。

AIagent_1

自社専用AIエージェントを“社内で共有”できる

さらに、AIエージェントは自社専用に開発して社内で共有できる時代になっています。
しかもノーコードで構築可能。社内限定公開機能も備わっており、セキュリティ面も安心です。

つまり、自社のノウハウを詰め込んだ“業務特化型AI”を作り、チーム全体で使い回せるということ。「AIエージェントに興味を持つ企業が増えている」という話にも、納得です。

主要AIエージェントサービスを比較してみた

実は、早くも2019年には、AIエージェントの先駆け的存在として「n8n」などが公開されていたようですね。 現在は多くの企業が独自のエージェントをリリースしていますが、代表的なものを3つ紹介します。

サービス名

特徴

料金

OpenAI Agents ChatGPT上で動作するAIエージェントを、直感的な操作で作成できる開発者・企業向けツール。 無料(制限付き)〜有料
Dify.AI 技術に精通した開発者だけでなく、非エンジニアも使用しやすいテンプレートも準備されている。 無料(制限付き)〜有料
Opal 誰でも簡単に使えるビジュアル重視の設計。Geminiなどの高精度なGoogle製AIを安全に統合できる。 無料(2025年10月現在)

システムズナカシマの担当者によると、「目的に応じて選ぶのがコツ」なのだとか。
とはいえ、「自社の目的にはどれがベストなのか」や、「特定業務を最大限に効率化できるAIエージェントを作るには、どうしたらいいのか」など、疑問点も多いですよね。

そんなときは、システムズナカシマの担当者にご相談を。と、 みきてぃも丸投げしちゃいますが、皆さんからの“丸投げ”も大歓迎だそうです。

以上、“みきてぃでもなんとかわかる”最新AIニュースでした。引き続き、新情報を入手したら、こちらでお伝えします。
AI活用に関するご相談・お問い合わせは、システムズナカシマまでお気軽にどうぞ。


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