Claude「Agent Teams」とOpenAI「Frontier」:AIエージェントのチーム化とは!?
AI音痴ライターのなまず美紀(みきてぃ)です。
AIの最新ニュースを求めて、システムズナカシマに突撃取材するシリーズ。
今回のテーマは”AIのエージェントチーム”です。
AIのエージェントチーム?
意味がわからないので、早速、M社員に聞いてみました。
Claude「Agent Teams」とは?
みきてぃ:先日、AnthropicのAIエージェント「Claude Cowork」の記事で、なんとかAIエージェントを理解したところです。それと今回のエージェントチームは、何か関係があるのでしょうか?
M社員:Anthropicが提供するAI「Claude」に、Claude Code向けの実験的な新機能としてAgent Teamsが実装されました。コーディングを中心とした開発タスクに対し、役割分担された複数のAIエージェントでチームを組ませ、連携しながらタスクを進められる仕組みです。
みきてぃ:AIエージェントがチームを組む?
M社員:これまでのエージェントは、「人間が指示を出す → 1体のAIが処理する」という構図でした。もちろん、複数のエージェントを個別に立てることはできましたが、それぞれが独立して動くイメージでした。
ところがAgent Teamsでは、セキュリティチェック担当、修正担当、ドキュメント担当などがチームを組み、それらを管理・指示するリーダーの元で、連携しながら作業を進める仕組みが実装されたのです。
みきてぃ:なんと、リーダーまで。それぞれ得意分野を持ったメンバーが集まったコーディングチームができるのですね。
M社員:単なる並列処理ではなく、“AIの組織化”が始まった、ということになります。
みきてぃ:しかし、さすがにチームメンバーの採用・育成はユーザー(人間)がやらないとダメですよね?
M社員:いいえ。ユーザーが一体ずつエージェントを定義する必要はありません。基本的にはプロンプト設計とツール/ワークフローの指定だけでよく、「これからセキュリティチェックをしたい。エージェントチームを作って」などと指示すれば、Claudeがタスクに応じて「セキュリティ診断」「修正」「ドキュメント更新」などのエージェントを立ち上げ、チームを構成してくれます。
みきてぃ:えっ。こちらが役割分担を設計しなくても、AI側がタスクに応じた最適なチーム構成を考えてくれるのですか?
M社員:従来との決定的な違いは、エージェント同士が共有タスクリストとメッセージングを通じて連携することです。たとえば、「セキュリティ担当が脆弱性を見つけて修正担当に依頼し、修正が完了するとドキュメント担当が更新し、その一連の進捗をリーダーが把握する」といった流れを自律的に回せるようになりました。
みきてぃ:チームプレイすごい。コミュニケーション能力が低い人間の組織より、よほどスムーズにプロジェクトが進みそうです。
M社員:感情や遠慮がない分、情報共有とタスク連携は非常に効率的です。ただし最終判断や責任は、まだ人間側にあります。
つまり、AIは「優秀な部下」から「優秀な部下が集まる部署」に進化し始めていると…。そして人間は、現場から少し距離を取りつつ、最終責任を背負う立場になるわけですね。
OpenAIの「Frontier」とは?
みきてぃ:OpenAIの「Frontier」も、AIエージェントチームだと聞いたのですが。
M社員:そうですね。ClaudeのAgent Teamsが「開発現場向けの専門チーム」だとすると、Frontierは開発に限らず、企業業務全体を担うAIエージェントを構築・管理します。
みきてぃ:企業業務全体?
M社員:例えば、財務予測、データ分析、ビジネスプロセス管理、ソフトウェア開発、チーム運営支援といった領域ですね。
みきてぃ:なるほど。エンジニア以外の社員も活用できそうですね。
M社員:各エージェントに明確な権限を設定し、行動ログや監査も取得できる点が、「Frontier」の特徴です。人間の社員と同じように、「どのデータにアクセスできるのか」「どこまで自律的に動いてよいのか」をあらかじめ定めたうえで、組織の一員として扱う設計になっています。
みきてぃ:なるほど。余計なことをせず、自分の任務だけに集中してもらうということですね。AIチームが暴走すると、大変なことになりそうですもんね。
今後はエージェントチームがデフォルトに!?
みきてぃ:AIは単独でも強いと思っていましたが、チームを組み始めると最強ですね。 一人のジェネラリストより、スペシャリストが集まった方が強いというのは、人間組織でも同じですもんね。今後は、AIエージェントというのがもっと一般的になってくるでしょうか。
M社員:その可能性は高いですね。AnthropicやOpenAIに続いて、各企業が類似機能を出してくる流れになると思います。将来的には、複数エージェントが協調するエージェントチーム構成がデフォルトになるのではないでしょうか。
みきてぃ:ありがとうございました。
以上、みきてぃでもわかるAIニュースでした。
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