一瞬で絵本を自動生成!Google Gemini『Storybook』を試してみた

AI音痴ライター、なまず美紀(みきてぃ)です。AIの最新ニュースを求めて、システムズナカシマに突撃取材するシリーズ。
今回のテーマは、Googleが2025年8月7日にリリースした新サービスGoogle Gemini『Storybook』です。
絵本生成AI『Storybook』とは?
Google Gemini『Storybook』は、テーマやストーリーなどの要望を伝えるとAIが10ページの絵本(ストーリーブック)を作ってくれるのです。しかも無料!
『Storybook』の主な機能
・ストーリー生成:一文のアイデアから物語を展開
・ビジュアル作成:画風(アニメ風・水彩画風など)を指定可能
・素材の組み込み:自社商品や写真を絵本内に登場させられる
・音声読み上げ:朗読付き配信も可能
子どもに読ませたい絵本を作成&読み聞かせも!
システムズナカシマのS氏は、「子どもに教えたいことを絵本で伝えられる」と喜んでいましたよ。試しに、「子どもに手洗いを促すための絵本を作って」と注文したら、1分ほどで作ってくれました。1ページだけ紹介すると、こんな感じ。
登場人物の名前を、実際の子どもの名前にする、といったこともできますね。
家族の思い出を絵本にしたり、誕生日の記念にしたり、用途はたくさんありそうです。
しかも、音声付きなので、読み聞かせもしてくれます。
ビジネスシーンで活用できる可能性も!?
さらに、ビジネスシーンでの活用余地も広がります。たとえば…
・商品・サービス紹介
堅い仕様書では伝わりにくい新商品の魅力を、ストーリーブック化して顧客に提案。
・企業ブランディング
会社の理念や歴史を絵本形式でまとめ、採用イベントや研修で活用。
・社内研修資料
新入社員に「報連相」の重要性を理解させたり、「パワハラ防止」の啓蒙として、N.G.行為や被害時の対処法を物語形式で伝える。
複雑なこと、伝えにくいことも、ストーリーブックなら伝えやすくなるかもしれませんね。早速、システムズナカシマにAIによる業務効率化を紹介する絵本を作ってもらいましょう。
すごーい!あんなざっくりした指示で、ここまでしっかりと表現してくれるとは。
「もしかして、NaFlaブログを全部読んで、参考にしたの???」というぐらい、伝えたいことが盛り込まれているではありませんか。
ただ、「コウジさん」の顔がページによって別人の顔になっていたりして、発展途上感は否めません。同じ人物のイラストを描き続けるのは苦手なようですね。
でも、文章やストーリーはほぼ完璧。
あれもこれも、ストーリーブックにしてみたくなります。ぜひ皆さまも試してみてくださいね。
以上、”みきてぃでもなんとかわかる”最新AIニュースでした。引き続き、情報を入手したら、こちらでお伝えします。
AI活用についてのご相談、お問い合わせは、システムズナカシマまでお気軽にどうぞ。
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