roboflowの新しいオートラベル機能がすごい!
AI音痴ライターのみきてぃ(なまず美紀)です。みきてぃがシステムズナカシマから入手した最新情報をお伝えするシリーズ。
今回は、roboflowのオートラベル機能についてです。
roboflowとは
NaFlaブログでも何度もご紹介しているroboflow。
roboflowは画像や動画を使ったAIモデル開発を効率化するプラットフォームです。画像のアップロード、ラベリング、アノテーション、運用までを一貫して行えるツールで、AI開発の専門知識がなくても短期間で高精度なAIモデルを構築できることが特徴でしたね。
そんなroboflowに、新しいオートラベル機能が登場!この作業が劇的に簡単になったというのです。
従来のラベリング方法とは?
従来のラベリング作業では、ユーザーが手動で画像の中の対象物にラベルを付けていく必要がありました。大量の画像を扱う場合には膨大な時間がかかり、労力も必要です。
roboflowのオートラベル機能とは?
手動のプロセスを大幅に簡素化してくれるオートラベル機能。使い方は次の通りです。
- データアップロード:
ユーザーは画像をプラットフォームにアップロードします。 - ラベル設定:
画像の中で認識させたいものの名称をテキストで書き込みます。「犬」「猫」「車」など、いくつでも大丈夫。一般名詞にあるようなモノはほぼ認識できる上に、アニメなどの特定のキャラクターも、適切なトレーニングデータがあれば認識できる可能性があるとのこと。引用元:roboflowブログサイト
- ラベル付けの確認:
roboflowが自動でラベル付けした結果をいくつか確認し、必要であれば設定を微調整します。 - 自動でラベリング:
roboflowが全ての画像内の対象物を認識し、自動でラベルを付けます。引用元:roboflowブログサイト
- 結果の確認と調整:
オートラベルの結果を確認し、必要に応じて修正を行います。引用元:roboflowブログサイト
オートラベルの特徴とメリット
なるほど、素人の私でも、開発者にとっては助かる機能であることが想像できますが、このroboflowのオートラベル機能の特徴は、そのスピードと精度のようですね。
スピード:オートラベルは何千枚もの画像を数時間でラベリングすることができ、大量のデータを効率よく処理できます。作業効率は従来の手法と比べて2倍以上になるそうです!
精度:roboflowはGrounding DINO(画像内のオブジェクトを高精度で検出するAIモデル)などの大規模モデルを使用しており、高精度なラベリングが期待できます。
以上、roboflowのオートラベル機能についてでした。画像認識システムの開発の可能性がますます広がり、様々な業種でAI技術の活用が加速することが期待されます!
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