IT業界に激震!?コーディング支援AIの進化と“自動化時代”の生き残り戦略とは

AI音痴ライター、なまず美紀(みきてぃ)です。
AIの最新ニュースを求めて、システムズナカシマに突撃取材するシリーズ。
今回は、「コーディング支援AIの登場と進化で、IT業界が大きく揺れているらしい!」という情報をキャッチ。一体何が起きているのか?それを探るべく、同社のM社員にお話を伺ってきました。
コーディングはAIが「自動化」する時代へ
みきてぃ: コーディング支援AIが登場し、IT業界が揺れていると聞きました。そもそも、コーディング支援AIって何ですか?
M社員: 文章で「やりたいこと」を指示すると、自動でコードを書いてくれるAIです。近年、次々と新しいツールが登場しています。代表的なのは、Anthropicの「Claude Code」、Googleの「Gemini Code Assist」と「Jules」、OpenAIの「Codex CLI」の4つですね。
◾️代表的コーディング支援AIの特徴
Claude Code(Anthropic)
自然言語での高精度なコード生成が可能で、長いコードベースの理解にも強みを持つ。複数ファイルにまたがる修正や、リファクタリング提案も得意。対話型で、内容に違和感があればすぐに別案を提示してくれる。
Gemini Code Assist(Google)
広範な文脈(コンテキスト)理解に優れ、自然言語での指示に対し、コードの生成・修正・テストを一貫して支援。会話感覚での開発が可能。
Jules(Google)
裏方として機能する「AI開発エージェント」。新機能の追加やバグ修正に加え、ユーザーが気づいていない改善点も自律的に発見・提案・実行してくれる。
Codex CLI(OpenAI)
自然言語やコードベースからの高精度なコード生成が可能。コードに関する質問への回答、バグの修正、コード変更を含むプルリクエストの草案生成まで自動で対応。
みきてぃ: …。正直、違いがわかりません。何を使えば良いのか、迷いますね。ちなみに、Mさんはどれを使っていますか?
M社員:僕はClaude Codeをメインに使っています。実際に使ってみて、自分の期待とのズレが小さいツールを選べば良いと思います。
みきてぃ:「どれが最も優れている」ではなく、相性があるから試してみないとわからないということですね。
コーディングの自動化で、IT業界の失業率が上昇!?
みきてぃ: コーディングといえば、かつては専門知識がある人だけの聖域でしたよね。AIの登場で、誰でも使えるようになるのは、良い流れですね!
M社員: そう感じる一方で、一部のエンジニアにとっては危機でもあります。当社でも「僕たち、やばいぞ」という声がちらほら…。
みきてぃ: えっ!?どういうことですか?
M社員: 半分冗談ですけどね。でも実際にアメリカでは、AIによるコーディングの自動化が進んだことで、システムエンジニア(SE)やプログラマーの失業率が上がってきているんです。
引用:英調査会社オックスフォード・エコノミクス『リサーチブリーフィング | 米国』
みきてぃ: 専門家の需要がなくなってしまったということですね…。
M社員: その一方で、AIツールを駆使して、1人で2〜3人分の仕事をこなし、収入を伸ばしているエンジニアもいます。
みきてぃ: 「AIに仕事を奪われる人」と「AIで仕事を増やす人」の二極化が進んでいるということですね。
M社員: その通りです。この流れは間違いなく日本にも来ますし、その影響はIT業界に留まらないと思っています。
ハードとAIの連携で“生きる道”を切り拓く!
みきてぃ:AI登場による失業の波は、IT以外の産業にも影響が広がるんですね。なんだか、AIの進化が怖くなってきました。AIに仕事を奪われるのではなく、AIと共存・活用するには、どうしたら良いのでしょう?
M社員:たとえば、自社でハードウェア製品を持っている企業は、それらとAIを組み合わせることで、大きな強みになります。当社でも「システム×ハード」の提案やサポートに力を入れているところです。AI時代に重要なのは、既存のノウハウや製品を、いかにAIと融合させて新たな価値を生み出すかという発想ですね。
みきてぃ:確かに!システムズナカシマさんは、単にプログラミングのスキルを提供しているわけじゃないですもんね。AIの力を掛け合わせることで、多様な企業の「システム×ハード」による競争力強化もサポートできる。そう考えると、なんだか安心しました!
M社員:それぞれが得意分野を活かしながら協力すれば、AIの進化を恐れる必要はありません。むしろ、新しい飛躍のチャンスになります。
みきてぃ:良かった〜。このブログも無事にハッピーエンドで終われそうです。新しい価値が生まれていく未来が、ちょっと楽しみになってきました。
AI音痴のみきてぃも、取り残されないようにがんばります!
以上、システムズナカシマより、”みきてぃでもなんとかわかる”最新AIニュースでした!引き続き、情報を入手したら、こちらでお伝えしますね。
AI活用についてのご相談、お問い合わせは、システムズナカシマまでお気軽にどうぞ。
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