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Gemini 3は何がすごい?どこで使える?最新AIの進化と“新機能3選”を一気に解説!

AI音痴ライターのなまず美紀(みきてぃ)です。
AIの最新ニュースを求めて、システムズナカシマに突撃取材するシリーズ。
2025年最後は、Google DeepMind が発表した 「Gemini 3」 についてお届けします。

Gemini 3 の何がすごい?

Gemini 3 は、従来の「テキストや画像を読み取るAI」から進化し、その背景にある文脈や意図、さらには“空気を読む”レベルの推論が可能になったと言われています。え。AIが空気が読めるって、すごい…。

■ 進化①:圧倒的な推論能力

Gemini 3 は「深みのある推論」が行えることが裏付けられています。特に、論理・数学・科学分野で“人間を超えるレベル”の推論力を発揮。博士課程レベルの問題もこなせることが証明されています。

■ 進化②:マルチモーダル理解の飛躍

これまでのAIも、複数のモダリティ(画像・音声・動画など)を扱うことができましたが、Gemini 3 の凄さは、画像+テキスト、動画+音声など、複数のモダリティを統合して推論できること。また、 「3時間の会議録」「数百ページの文書」「長尺動画」などボリュームのあるデータも丸ごと理解できるようになりました。
ちなみに、その性能は公式ベンチマークである「MMMU-Pro」で81%、「Video-MMMU」で87.6%の高得点を叩き出したと公式発表されています。どちらも“AIの全国模試”と言われる難関指標で、トップクラスの実力です。

■ 進化③:世界最高レベルのコーディング能力

開発者にとって革命的なのがこの領域とか。こちらも、ウェブ開発能力を測る「WebDev Arena」では1487 ELO(歴代トップ)、ソフトウェアエンジニアリングの課題解決能力を評価する「SWE-bench Verified」でも76.2%という高スコアを記録。

エンジニアの皆さんは、コード生成だけでなく、デバッグ、既存コードの理解、さらには“要望を聞いてアプリの初期版を作る”という Vibe Coding(バイブコーディング) に大注目されているとか。
これは、「こんな感じのアプリを作りたい」と話しかけるだけで、Gemini 3 が雰囲気を理解して形にしてくれるとか。優秀すぎない??

■ 進化④:エージェント能力の強化

エージェント能力といえば、AIが複数ステップの作業を自動でこなす、つまり自律的に行動してくれる能力ですよね。たとえば、「メールの自動整理 → 重要メールの抽出 → 返信案作成」や、「条件を踏まえた旅行計画を自動作成」してくれるとか。Gemini 3 がそこまでしてくれるのですね。

すぐ使いたい!新機能3選

この高性能なGemini 3をすぐに試してみたい!という人におススメの機能を3つご紹介。

① Deep Thinkモード

Geminiアプリ(https://gemini.google.com/app)で「思考モード」を選ぶだけ。
難問に対して、より深い推論で精度が向上します。

② Generative UI(生成UI)

すでに Google検索の「AIモード」 で体験できます。検索結果を、内容に応じて最適な図や画像をその場で自動生成してくれます。

③ Google Antigravity(開発者向け)

開発者は、Googleが提供する「Google Antigravity」を利用できます。これは Gemini 3 などのモデルと連携したAIエージェント開発用の統合開発環境(IDE) で、2025年12月時点では パブリックプレビュー版が無料提供されています。​

以上、“みきてぃでもなんとかわかる”最新AIニュースでした。2025年もAIの進化は凄まじかったですね。2026年はどんな世界に向かっていくのか楽しみです。ビジネスシーンでもプライベートでも、AIを活用してより豊かな生活ができるようになると良いですね。
AI活用に関するご相談・お問い合わせは、システムズナカシマまでお気軽にどうぞ。


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