AIの最新動向をチェック!『システムズナカシマDXフェア2023』レポート
魅力ハンター&ライターなまず美紀(みきてぃ)です。
A Iの最先端ニュースを入手すべく、システムズナカシマを取材するシリーズ。
今回は、同社が8月31日に開催した『システムズナカシマDXフェア』のご報告です!
■『システムズナカシマDXフェア2023』概要報告
当日は、会場である『コンベックス岡山』の国際会議場に、ズラッと展示ブースが並びました。テーマは、製造、先端技術、業務改善、設備、外国人支援など。
AIが各分野の現場でどのように活用されているのか、最新の動向と、今後の傾向を感じることができました!
また、DXをはじめとする各分野の専門家より、下記4本の基調講演が行われました。
テーマ:人手不足を解決採用力の強化と定着率の上げ方
講師:株式会社ドリームホップ 代表取締役 岡座 守 氏
テーマ:現場から始めるDXの進め方
講師:サイボウズ株式会社 広島営業所⾧ 西尾 陽平 氏
テーマ:基調講演「AIは今後私たちの世界をどのように変えるのか? 」
講師:富士通株式会社 シニアエバンジェリスト 松本 国一 氏
テーマ:インボイス制度徹底解説セミナー
講師:石田データサービス株式会社 代表取締役 井上 英明 氏
■基調講演「AIは今後私たちの世界をどのように変えるのか? 」
富士通株式会社シニアエバンジェリスト 松本 国一 氏による基調講演を聞かせていただきました。
松本さんの肩書きである「エバンジェリスト」とは、「伝道者」の意で、ITの専門的なことも、わかりやすく伝えることがミッションだそうです。
(まさに、AI音痴のみきてぃの救世主ではないですか!)
松本さんの講演は、技術進歩の歴史と、人々の生活の変化についてのお話から始まりました。
蒸気機関が誕生した第一次産業革命、電気が生まれた第二次産業革命、コンピューターが生まれた第三次産業革命を経て、私たちは今、AIを産んだ第四次産業革命を体験中、というお話は、わかりやすいですね。そのAIも日々進化中で、2045年には、人の脳とA Iの能力が逆転する「シンギュラリティ」が起きると言われているとか!
(人間、大丈夫??)
AIといえば、最近、巷で最も熱いのはやはりChat GPTですね。
松本さんの解説では、人間は、一日に約一万回ほど会話や文章に触れ、60年で2億2千万。一方、Chat GPTの有料版で使用されているGPT4は、その5000倍に相当する1兆を超える言語モデルを学習しているそうです。
(しかも、人間は学習しても忘れるけれど、GPTは忘れない)。
さらに、言語モデルが大規模になると、新しいアイデアを生み出す「創発」が起きるなど、AIの進化は未知の可能性を持っています。
つまり、あらゆる業務の裏側にA Iが入り込み、サービスの根幹を変える時代に突入しているということです。
その一例として挙げられたのが、広告自動生成ツール「Omneky」、マニュアルの自動生成ツール「ManualForce」、採用のリファレンスチェックをする「Parame」、企業情報クラウドサービス「QFINDR」など。
(すでに多様な分野で、A Iが業務効率化で大活躍してるのですね!)
もう何年も前から、「デジタルに仕事が奪われる」という言葉を耳にしますが、松本さんは、「むしろ、デジタルでもできる仕事を人が奪っていた」とおっしゃっていて、目から鱗。
未知のモノ・コトを創り出すことこそ、人間が力を発揮できるところ。
そのためにも、AIを賢く利用して業務効率化につなげるDX推進が必要不可欠というお話でした。
さすが、エバンジェリストの松本さん、みきてぃでもわかるお話を、ありがとうございました。
■おわりに
『システムズナカシマDXフェア』は大盛況のうちに終了しました
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
▶︎システムズナカシマでは、AI技術を用いたシステム開発をご提案させていただいております。業務効率化などを検討されたい方は、お気軽にご相談ください。