【速報】OpenAI史上最強モデル「o3-pro」って何がすごいの?

こんにちは、AI音痴ライター・なまず美紀(みきてぃ)です。
AIの最新ニュースを求めて、システムズナカシマに突撃取材するシリーズ。
今回は「2025年6月にOpenAIの最新モデル『o3-pro』がリリースされた!」という話題をキャッチしました!
モデルの進化が止まらないChatGPT
OpenAIといえば、ChatGPTですね。この私も、ChatGPT Proは“みきてぃ秘書”と呼び、日々サポートしてもらっています。
基本的には「ほとんどのタスクに最適」というGPT-4oモデルを使用していますが、いつの間にか選択肢に「o3」が追加されていました。
▼ “みきてぃの秘書”ことChatGPT Proの画面
正直、モデルがいろいろあってよくわからない…。
ということで、2025年6月現在のモデルを簡単にまとめてみました。
o3-proは何がすごいの?
o3モデルは、2025年4月16日に一般公開されたもので、「高度な推論」に強いことが特徴です。そして今回リリースされた「o3-pro」は、そのo3を基盤に、さらに高い推論力・信頼性・応答品質を実現した“最上位バージョン”として登場しました。
一言で表すなら、「OpenAI史上最高峰の推論特化型AIモデル」ということのようです。
もちろん、o3・o3-proともにマルチモーダル対応モデルです!「マルチモーダルって何だっけ?」と思った方、安心してください。みきてぃの仲間です。
マルチモーダルとは、画像とテキストの両方を入力できる機能ですね。
たとえば画像をアップロードして質問したり、以下のようなことができます。
・OCR(画像内の文字認識)
・VQA(ビジュアル・クエスチョン・アンサリング:画像の内容を理解して質問に回答)
・オブジェクトカウント(画像内の物体数をカウント)
o3・o3-proは誰が・どんな時に使うべき?
高性能なo3-proですが、「高性能だからみんなが使うべき」というわけではないようです。コストが高く、応答もやや遅くなるといったデメリットもあるため、「本当に高度な推論が必要な場面」で使うのが賢い選択とされています。
でも、「本当に高度な推論が必要な場面」つまり、「o3-proの活躍される場面」ってどんな場面???いくつか考えられるシチュエーションを妄想してみました。
・数学・物理・プログラミング・法務・財務など、多段階の論理思考や深い文脈理解が求められるタスク
・長文情報の精密な読み解きやシミュレーション
・科学的なモデリング、戦略的なビジネス分析、監査・コンプライアンス対応
・最大20万トークンの長大なコンテキスト処理
・複雑なコード生成や、長いロジックチェーンの設計
o3-proを活用できそうな職業としては、研究者、エンジニア、金融・ビジネスアナリスト、法律・政策専門家、上級教育者、医療分野の専門家 などでしょうか?
とりあえず、みきてぃのような日常使いユーザーには、安定性・コスト・速度のバランスからも、今のところ、GPT-4oが最適なようです。一方で、職業や目的によっては、o3-proの登場が業務効率や精度を大きく向上させてくれそうですね!
以上、みきてぃでも“なんとか”わかる、最新AIモデル事情でした!
また新しい情報をキャッチしたら、こちらでお伝えします。
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